平成29年10月18日(水)、本学スポーツパフォーマンス研究棟にて、体育学部1年生対象の専門科目「体育学実験Ⅰ」を行いました。この授業は、スポーツサイエンスの基本的な学問である「生理学」、「バイオメカニクス」、「衛生・公衆衛生学」、「栄養学」、「心理学」の各分野における基礎的な実験を行い、その測定技術を習得するとともに、測定値を評価する基礎理論の学習を目指すものです。森司朗教授 荻田太教授、前田明教授、モハモド モニルル イスラム准教授、中本浩揮准教授、髙井洋平准教授、長島未央子講師、與谷謙吾講師、幾留沙智講師が輪番で担当し、少人数のグループ(20名~25名程度)に分かれて、グループごとに一斉に授業が行われています。
今回、スポーツパフォーマンス研究棟で実施した授業は、バイオメカニクスを専門分野とする前田教授の担当で、モーションキャプチャーとフォースプレートを用いた3次元動作分析を行いました。モーションキャプチャーのセッティングをし、被験者役の学生に反射マーカーを付けた後、フォースプレート上で垂直跳やサッカーのヘディング動作、キック動作の測定を行いました。1年生から最新機器を用いた実習ができるのも少人数の教育が可能である鹿屋体育大学の強みであるといえます。
このように、授業を行う際もスポーツパフォーマンス研究棟は活用されています。また、授業の他、ゼミや学生の論文作成等の実験にも活用されています。
【反射マーカーを装着している様子】
【垂直跳の様子】 【シュートの様子】